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今年のレースは一通り振り返りましたので ぼうけんのきろくを。 (BGM) 山に呼ばれた気がしたので アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン翌週、 6月13日は中央アルプスに行ってまいりました。 家から一番近いアルプスです。 ルートは、 駒ヶ根高原スキー場-空木岳-東川岳-熊沢岳-檜尾岳-地蔵平バス停 木漏れ日もれる明るい森、うっそうとした森、 エキサイティングな鎖場、倒木を超えて 森林限界を突破したところで頂上らしき目標物が見えてきました。 左の方の雪渓を歩いている人もいました! まずは空木岳登頂。(標高2,864 m) 落ち着きたまえ。私はスカイツリーではない! 右奥にうっすらと御嶽山。 すかさず稜線を北方面に向かう。 地図を見ても分かりにくいが 空木岳からの下りはかなりアグレッシブな岩場。 しかも次のピーク東川岳までは かなり下ってからののぼり返し! 空木岳から下りきって少し登り振り返るの図。 この一番上から下ってきました。 右下のちっこいのが木曽殿山荘 木曽殿山荘から400mくらい登って東川岳。 誰もいない! 岩とハイマツが制する世界をひたすら進み。 時には60°位の雪渓を大回りして回避したりしつつ 熊沢岳に到着。 ここでゆっくり昼食。 誰もいない! すべてを独り占め。 時にはハイマツより下を這いつつ 岩岩ルートをひたすら進み、 檜尾岳へ到着。 誰もいない! 檜尾岳から空木岳方面を振り返るの図 右奥が空木岳です。 そこから稜線をずっと歩いてきました。 木曽駒ヶ岳方面を眺めるの図。 宝剣岳まで行きたかったが 登山道が大体稜線上にあるとしたら 見た感じエグイ雪渓横切りが数か所ある雰囲気なので。 下山を決心。 時間もないし。 下山時も雪渓が残る箇所が数か所。 くさった雪なのでなんとかキックステップで歩ける。 まだ今シーズンだれも通っていないっぽい雰囲気。 (積雪時は不明ですが) 倒木も数か所。 巨木+斜面なので苦戦。 新しめの動物のフンを発見。 鹿とかウサギのコロコロタイプではない。 倒木で掘り返されたホクホクの土に動物の足跡。 人間の足跡は一切ない。 ブラインドコーナーのたびに熊がいないかドキドキ。 おかしい。 フンが5メートルおきぐらいにずーっとある。 多すぎる。 緊張感で精神が研ぎ澄まされているのか、 すべてのフンを目視確認でき、一切踏めない! 護身完成。 と思いながら一人さびしくひたすら下山。 だんだん舗装路が遠くに見えてきまして、 終わりが近いことがわかります。 何とか熊にも遭遇しませんでしたが、 先週のアイアンマンでは沿道の大勢の観客の中ゴールだったのに 今回は空木岳よりあとはずっと一人でさみしいゴールですなと 思いながら下山。 登山口から一般道に出るとそこには ニホンザルの大群が出迎えてくれました。 あのフンの謎も解けましたし、 ゴールの祝福ありがとうと言いたいところですが、 お互い気まずい雰囲気。 商店街をアブナイ人がひとり通り抜ける感じの緊張感を むこうに与えている気がする。 こちら側もヤンキーに取り囲まれたような緊張感を感じつつ バス停に向かいます。 しかしバス停(桧尾橋)がサルサル地帯のエリア内です。 バス停で待っていて狙われると困るので、 一つ先のバス停(地蔵平)へ移動。 ほとんどの登山者はロープウェイを利用するため、 ふもとの菅の台バスセンター⇔しらび平(ロープウェイ乗り場)間で バスの乗り降りする客はほとんどいません。 地蔵平は特に登山道があるわけではないので、 他の登山客からは なんなんだコイツは!という視線を浴びながらバスに乗車。 帰りはふもとの温泉に入浴。 マダニチェックも欠かしません。 よし、マダニもいなかったしメシでも食って帰るか。と 温泉の施設内にある食堂で食券の自販機前でメニューを選んでいると 首筋に何かが触れた感覚が。 ゴミかと思ってつまむとマダニでした。 なんなんだこの温泉は!と怒りのデコピンでマダニを飛ばすと、 マダニは自販機にくっつき奇妙な動きで移動して行きました。 あとはマダニの恐怖に怯えながら食事をとり、 帰路につきました。 終