家族で歩いて食事へ行く途中
なぜか母が貴重品を自分の鞄にまとめろといったが、
鞄ごと盗まれたら終わりじゃないか、ということで
僕だけ財布を自分で持っていた。
少し歩くとすれ違い様にスリにあい、
僕の財布だけが狙われた。
スリといってもものすごくヘタクソで、
盗むのがバレバレだったのでこちらも抵抗して
取っ組み合いになった。
「こいつたのむわ」と弟に助けをよぶと
弟は強烈な八極拳で闘った。
闘ったといっても一方的なもので、
弟の八極拳にスリは歯が立たなかった
スリの蹴りをわざと自分の胸に当ててみせても
まったく効かない様子。
スリは片腕が使えなくなるまで、
まともに歩けなくなるまでボコボコにされて、
トボトボと家に帰っていった。
こっそりスリの後をつけてみたところ、
スリの家は大変ボロい廃屋のようなものだった。
僕は少しスリに同情してしまった。
先ほどの残酷ないたわりっぷりとあわせ、
スリへの同情から
「おまえちょっとあぶないぞ」と
僕は弟に言った。
すると母は、
「助けてもらったんだから良いじゃん」
と言い。
夢から覚め
今日が始まりました。
そしてK林さん
大変申し訳ありませんでした。